パッシブ・アグレッシブと言われる、受動攻撃性パーソナリティ障害は、いやなこと、やりたくないことに対して、「いやだ」「やりたくない」と言うかわりに、わざとゆっくりやったり、忘れたふりをしたり、いわば後ろに引くことで反抗する。不機嫌な気持ちになると受け身的なやりかたで攻撃感情を表現し、あてつけや抵抗を示します。
ある日、家で仕事をしていたので、
「お昼何時にする?1時でいい?」というと了解の返事。
支度をして、お友達と1時間ほど出てくる。
もう少し長く居たかったけれど、約束の時間までに帰り、1時ごろにできた。
「さ、食べましょう。」と言っても仕事の手を離さない。
そして、無言。
私は(仕事が取り込み中なのかな?)と思い、そのままにしておく。
結局15分くらい待ったかな?
いや、正確には
私が、『もし遅くなるならもっと遊んでくればよかった』
と後悔し、不機嫌になるまで。
他にも
子供の誕生日会に子供の友達たちとご飯を食べに行った時
わざと約束の時間に遅れてくる
他の年は
子供の誕生日に遊園地に行ったが
2時間後に行く
と言い
子供が「お父さん来ないね」とがっかりした頃を見計らって
3時間遅れて来る
自分が飲んだ飲み物の瓶を
まとめて外に出しておくように言ったが
再生資源回収の当日まで
毎日忘れる
まさか、わざとだとはおもわず
「ちゃんと外に出しておいて!」
と何度言っても
結局やらない
本当に不思議だったけれど
『わざとやらない』ってことが
あるわけないと思っていたんですね。
これが受動攻撃性パーソナリティ障害または拒絶性パーソナリティ障害という
忍法知らんぷり、なのでした。